こんにちは、ヲタ麻呂です。
今日は「元、彼女いない歴=年齢の男性が、婚活を経て結婚した話」について体験談を聞いてきました。
その上で
- いない歴イコール年齢のオタク男が、婚活を始めようと思ったきっかけ
- どのように婚活をしたか
- 結婚後に分かった、彼女いない歴=年齢のオタクが、結婚するために必要なこと
についても聞くことが出来たので、こちらでご紹介します。
また(私もそうでしたが)ある程度の年齢になってくると、いない歴=年齢を女性に引かれるんじゃないかとか、性格がやばいと思われるんじゃないかとか、嘘をついたほうが良いんじゃないかと思っている人もいると思うんですよ。
なので女性に「ぶっちゃけ彼女いない歴=年齢の男ってどう思いますか」と聞いてみたので、こちらも先に紹介します。
今回は婚活や結婚について聞きましたが、結婚前には必ず交際期間(=彼女としての期間)があるので、単純にまず彼女を作りたい方の参考にもなると思います。
(ちなみに、こんな記事もあります↓)
そもそも「いない歴=年齢の男性」って、とりあえず彼女が欲しいとか、色々な女性と付き合ってみたいというより、一人だけでも自分を理解してくれる女性が欲しいって方が多いと思うんですよ。
それに真面目な男性が多い印象なので、恋愛よりも結婚の方が向いていると思います。
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ちなみに私も24歳まで彼女いない歴=年齢の喪男オタクでした
(興味がなければ飛ばしてください)
ちなみに私も中高男子校&大学では共学あがりの男女のノリがわからず校内ボッチで、初彼女は社会人になってからの24歳です。
初共学の大学生の頃は、当然話の流れで過去の恋愛話になる事も多かったのですが、そのころはやっぱりコンプレックスもあったので彼女がいるという嘘をついていました(多分バレていただろうけど)。
中途半端に彼女がいたなんて嘘をついたところで、当然エッチな話にも流れるわけですが、そんなのAVしか見たことないオタク男にわかるわけないですからね。
コンドーム何使ってるとか、絶対童貞に聞いたらダメな質問でしょうに。
まぁ友達はイケメンだったのである種仕方がないとは思っていたんですけど、それでも同じ人間何なのにどうして自分は理解してくれる人がいないんだろうなぁ…なんて思ってましたね(大した行動も努力もしていないくせに)。
そんなこんなで憧れがあったわけですが、いざ異性の知り合いを作ろうにも、
- 陽キャ大学だったので周りにオタク趣味とか理解してくれるような学生はいない、
- コミュ障のイキリオタクだったので(群れるのはちょっと…)みたいな感じでオタ系サークルに入りもせず、
- 中高男子校なので女性の知り合いは0、
- 男友達も自分と同じように陰キャオタクなので紹介も不可能、
ということで八方塞がりでした(笑)
ただ大学生のころからネットの恋活・婚活には手を出していたので、そこから徐々にオタク趣味の合う女性をメインに出会い、少しずつ女性に慣れていきました。
結局のところネットではない現実世界は陽キャにあふれていて、私みたいな童貞オタクと話が合う女性とは出会う機会がなかっただけ…というのが個人的な感想ですが、まぁ私の話は置いておきましょうか。
ということで、本題に入っていきましょう!
そもそも、彼女いない歴=年齢のオタクは引かれないのか。チャンスはあるのか
もし、ある程度年齢のいっている彼女いない歴=年齢のオタクだったとして、仮にその件について女性側が引いてしまう場合…。
場合によっては過去に彼女が数名いたと嘘をついたほうが、事がスムーズにいく可能性もありますよね。
という事で、一般女性に「いない歴=年齢って引きますか」と聞いた結果が以下の通り。
しかし、そういった恋愛経験のなさから、自分に自信がなさすぎるような方だと、引いてしまいます。頼り甲斐がありません。変に隠すことなく、堂々としていれば、何の問題もないと思います。
男子校、女子校がほぼだった、職場に異性がいないとか、ザラにいると思うし人生にいちゃもんつけたくないです。
今まで彼女がいなかった理由を言い訳がましくいう、プライドの高いタイプであれば絶対に無理です。
今までいなかった人は、少なからず女性の相手が苦手かもしれません。それならば、それをこちらがきちんとわかってあげて、対応するまでだと思います。いい人ならばこれまでいなくても大丈夫です。
なので私はいないということはとてもすごいことだと思いますし、まじめな方だなと思います。素敵なお付き合いができると思います
うーん、これがリアルな意見なんだと思いますよ?
ガルちゃんみたいな恋愛経験しかマウント取れない高齢女性が集まる場所や、とにかく登録させようと必死なマッチングアプリの広告では「童貞が許されるのは小学生までだよねー」みたいな意見が目立ちますが、現実ではあまり気にしない女性が多いんだと思います。
流石に「童貞君かわいい♥」というのはエロ本の読みすぎだと思いますが、実際にある程度人間関係が出来上がった後に告白すれば、人となりはわかってもらっているので、(まぁ、タイミングがなかったんだろうな)と流してもらえると思います。
ただしアンケート結果にもあるように、彼女がいたことがない事をグジグジ悩んだりするのはNGで、「これまではいなかったけど、だから今頑張っているんですよ」といった整然とした態度でいることが大事みたいです。
彼女いない歴=年齢の喪男オタクが結婚するまでの体験談
さて、本題です。
今回は4名の元いない歴=年齢のオタクの男性に、話を聞くことが出来ました。
以下は、そのまま本人の文章を掲載しています。
1人目:老後が不安で婚活を始めたAさん
平日は会社と自宅を往復するだけで、帰りに同僚と遊ぶ飲むということは一切行わず、週末は週刊コミック誌を立ち読みするためにコンビニをはしごして、PCのジャンクパーツやゲームソフトをチェックしにハードオフを回る、という生活を送っていた。
当然異性との接点はまったくなく、職場の女性ともほぼ業務上の会話のみで雑談することもない状態だった。
結婚したいと思った理由、婚活を始めたきっかけ
実家の両親が非常に心配していたこともあるが、最も大きかったのが老後の不安で、病気になったとしても、あるいは突然倒れたとしても誰にも助けてもらえず一人で朽ちていくだけしかないという将来が不可避であるのではないかと感じたから。
倒れないように健康には気を使っていたが、老化による衰えには抗えないので。
婚活方法
自分で相手を見つけることは不可能だと思ったので相談所を利用した。
最初は無料だったので自治体で行われているサービスを利用したが、自治体職員はあくまで業務として行っているだけで利用者のことを真剣に考えて仕事をしているようには思えず、紹介もほとんどしてもらえなかったので、その次は民間の相談所を利用した。
親類の紹介でも少しは会ったが、マッチングはほぼ考えていないような感じだったのでそちらはほとんど有効ではなかった。
※関連:オタク専用の結婚相談所はこちら
いない歴=年齢の男性が、婚活で結婚するために必要なことは何だと思いますか?
自分の趣味のことを隠していても、どうせ後からわかってしまうことなので、そうなると単なる時間の無駄になってしまう可能性が高いので、なるべく初めから自分の現状を開示して素の状態を見せるようにした。
それで断ってくるような人には早めに断ってもらって、なるべく会える人を多くするための回転率を考えて動いていた。
まずは自分のような人間でも考慮に値すると思ってくれる人に巡り合うために、話をする人の母数を増やすというのは重要だと思う。
場数を踏めば慣れてもくる。
脱喪できて良かったこと
想定していた老後の不安が解消されたことが最も大きい。
実際に結婚してみて生活が大きく変化したが、金銭的、時間的に制約が大きくなり自由が効かなくなった部分も多いが、全体的に見て特に家事の部分で楽になったところが大きい。
また一人では絶対に行かなかった場所や、起こさなかった行動も受動的にではあるが色々と経験できるようになった。
それらが必ずしもプラスであるとは言えないが、良かった点は多い。
2人目:給料を全てオタ活につぎ込んでいたBさん
学生の頃からアニメにハマり、女性には全く興味がなく相手にもされないような痛い感じのオタクでした。
給料も貯金せずに全て趣味のオタ活につぎこんでしまい、金もない容姿も悪いなんの取り柄もない男でした。
自慢できることといえばアニメに関する知識だけで、同じ趣味の女性がいたらもしかして恋愛できるかなと淡い期待を持っていました。
結婚したいと思った理由、婚活を始めたきっかけ
友人がどんどん結婚していくにつれて焦りが出てきたことと、このまま一人で孤独に死んでいくのは嫌だと思ったからです。
また両親が兄弟の孫を見る目がとても幸せそうだったので、自分も結婚して孫を見せてあげたいと思ったからです。
婚活方法
結婚相談所に登録しました。
自分の取り柄はオタクの知識しかなかったですが、それは裏を返せば短所でもあるので公表するか迷いましたが、一か八かでプロフィールにオタクであることを載せてもらいました。
すると奇跡的に同じ趣味の女性から興味を持ってもらうことができました。
そこから意気投合し、二人でオタ活をしたり共通の趣味を通して仲良くなりました。
※関連:オタク専用の結婚相談所はこちら
いない歴=年齢の男性が、婚活で結婚するために必要なことは何だと思いますか?
自分の今後の人生から目を逸らさずにしっかりと想像して、絶望を感じることが必要だと思います。
そうしなければ、いつまでも今のままが心地よくかわりたいとすら思わないからです。
今のままの自分で生涯を終えて幸せなのかをもう一度考えて、l覚悟を決めることをおすすめします。
また、婚活を始めたら短所を隠すことに力を注ぐよりも、短所を全てさらけ出すつもりで嘘いつわりなく相手探しをすることが大切です。
ただし身だしなみは清潔に。
脱喪できて良かったこと
今後への漠然とした不安がなくなりました。
一人じゃないと思えることが、こんなに安心感をもたらすのかと知り驚いています。
家族の幸せのために貯金も頑張っていて、オタ活もほどほどにしています。
今はとても幸せです。
孤独とおさらばして、家族を持てたことが一番良かったことだと思います。
同じ趣味の妻なので二人で趣味もたのしみたいです。
3人目:実際の女性を見ても「アニメキャラの方が可愛い」と思っていたCさん
中学生の頃アニメにハマってしまい、それ以来実際の女性を見ても「アニメキャラのほうが可愛いよなぁ……」と思うようになってしまいました。
それからは同じ趣味のオタク仲間とばかり行動をし、周囲からは「キモオタ」というレッテルを張られた学校生活を送りました。
その影響で女性と話す機会もほぼなく、社会に出ても女性としゃべるのが緊張してしまい、出会いも進展もないまま「彼女いない歴=年齢」のまま過ごしておりました。
結婚したいと思った理由、婚活を始めたきっかけ
親や祖父母から会うたびに「そろそろ結婚を考えてもいいんじゃない?」とか「いい相手紹介してもらおうか?」など言われたり、後輩が結婚して子供まで生まれたりなど、そろそろ結婚しないといけないのではと考えて婚活を始めました。
婚活方法
オタク趣味は捨てられなかったので、始めはオタク向けの婚活サイトを利用しました。
しかし、元々人見知りの激しいタイプのいわゆる「コミュ障」という性格なので、全く知らない人とはなかなか話せず、上手くいくことはありませんでした。
そこで友人にそのことを話すと、趣味も年齢も近い女性がいるからと紹介を受けました。
初対面だったのですが友人が間を取り持ってくれたため打ち解けることができ、そこから交際、結婚となりました。
いない歴=年齢の男性が、婚活で結婚するために必要なことは何だと思いますか?
私は、いろいろな経験をすることが婚活で必要なことだと思います。
私自身インドア派ということもあり、「あのアニメが~」や「先日発売したゲームが~」などの話は出来るのですが、たとえ女性がオタクであっても好きなジャンルが違うと趣味が合わなかったり会話が弾まないことが多いです。
なので何度失敗してもいいので婚活サイトなどいろいろ試し、「この前はこんなことがあったんだ」とか「前に婚活サイトで知り合った人とは全然喋れなかったのに、貴方とは自然に喋れちゃいます」など経験や失敗を話すと相手とも打ち解けやすく、成功に繋がると思います。
喪男から結婚出来て良かったことを教えてください。
とにかく周囲のめが変わりました。
親族からも祝福されますし、仕事先でも、家庭を持ったことで責任感のある人と思われるようで重要な仕事も任される機会がかなり増えました。
同僚や上司とも話すことが得意ではなかったのですが、向こうから結婚するまでの過程や妻についてなど聞かれることが話のきっかけとなり、グッと距離が近くなったことで仕事もスムーズに進むようになりました。
公私ともに前向きとなり、本当によかったと思います。
4人目:女性恐怖症だったDさん
27歳まで、彼女おろかまともに女性と手をつないだこともありませんでした。
女性にアプローチをかけたところで、アプローチした女性からは「キモイ。私はきゃぷカードキャプターさくらじゃないんだよ!」とまで言われたこともあります※確かに僕が愛するのはさくらちゃんだけですが。。。
今もなお、現実世界の女性恐怖症になっております。
結婚したいと思った理由、婚活を始めたきっかけ
周りの友達が結婚していくのを見て自分もしたいと思った。
また、周りの友達も結婚おろか女性とお付き合いしたことのない友達が多かったため、そのグループから一早く抜け出し、いわゆる”勝ち組”になりたいと思ったため。
婚活方法
マッチングアプリ、出会い系サイトなどを通じまずは女性と会うことを中心とした婚活をしてまいりました。
プロフィールを確認する際は、決まってアニメ好きであることを確認します。
それは会話がかみ合うかどうかを判断するためです。
アニメに掛かれば僕を超えるオタク具合はいないと思ったため、自分に主導権が得られるためです。
※関連
いない歴=年齢の男性が、婚活で結婚するために必要なことは何だと思いますか?
まずは勇気だと思います。
女性と会う勇気。話す勇気。オタクであることを恥じない勇気。
結婚はまさにタイミングだと思います。
しかし、ぼくたちオタクは勇気がないために、そのタイミングさえチャンスさえ訪れません。
何を行うにしても勇気をもって行動すれば、いつかカードキャプターさくらに出会えます。
婚活をしてそのゴールはいったいどこにあるのか。そのゴールする瞬間を創造し日々奮闘すれば
きっと未来が切り開けると思います。
私は生きてそれを証明しました。
脱喪して結婚出来て良かったことを教えてください。
一般的な女性とのおつきあいができたことにあります。
ただ単純にデートしたこと、手をつなぎ街を歩けたこと。
今まで感じたことのない幸福感を得ることができました。
それはお金では買えないものではありますし、二次元では感じることができません。
そして自分に自信を持つことができました。
彼氏彼女がいる人との会話にも入れ、共感をもつことができました。
以上が、彼女いない歴=年齢のオタクから、婚活を始めて結婚した方の体験談でした。
婚活の方法としては、やっぱり(お金はかかるものの)成婚まで一番近い相談所で活動される方が多いようです。
ちなみに唯一のオタク専用の結婚相談所「とら婚」は、成婚した男性の平均活動期間は11か月間です。
登録している男女もオタクですし、オタクが一番成婚しやすい結婚相談所だと思います。