こんにちは、ヲタ麻呂です。
突然ですが「オタクは恋愛が難しい」「結婚なんて、もはや無理」だと思っていている方…きっと多いと思います。
実際わたしのオタクの友人は9割以上がいない歴=年齢ですし、私は出会い厨なので10年ほどアプリとかサイトとかで様々なオタクの女性と出会ってきましたが、「実は恋愛経験がなくって…」みたいなことを打ち明けられたことは非常に多いです。
もちろん私も非オタの女性と話しているときに、
- 今は流行っている話題について行けなかったり、
- 一般人からすると引いてしまうラインの事を(普段オタクとしか話さないから)ポロッと話してしまったり
- また一人の時間は当たり前のようにあるべきだと思っていたら「インドアで人生楽しくなさそう」と暴言を吐かれたり
等、(オタクの恋愛は難しいなぁ…)(オタクのまま結婚しても生活を続けるのは無理じゃないか?)なんて思ったりもしました。
多分もう、見た目とか服装とか清潔感とかの話じゃないと思うんですよね。
それ以前に、人間としての根っこがオタク気質なので、普通の恋愛や結婚はできないのがオタクなんじゃないかと今は思っています。
以前、オタク同士の恋愛・結婚であれば、特に無理せず恋愛や結婚生活も上手く行きやすいという話をしました。
オタクの結婚相手はオタク・非オタクどっちが幸せ?オタ夫婦に聞いてみた
恋愛や結婚後もオタクを辞めたくない、オタク趣味は心の安定剤だ!と言う方は、最近はオタクとしか出会えない婚活が沢山あるので、そちらで活動すると良いと思います。
※関連
向いてるオタク婚活診断&初めての人におすすめ・人気の婚活方法
今回はそれとは別に、
- そもそもどうしてオタクは恋愛が難しいのか
- オタクの婚活は失敗するのか
- オタクは結婚が難しいのか
について、恋活・婚活経験のあるオタクの皆さんに(これだからオタク(自分)の恋活・婚活はうまくいかないんだよなぁ…)」と思ったエピソードについて聞いてみました。
同じオタクの話なので(ウッ…確かに)と思うところも沢山ありました(笑)
ただオタクが恋愛をするには何が必要か、自戒できるところもあると思うので、面白半分で読んでもらえると嬉しいです。
※ちなみに、非オタク側の「だからオタクはモテねーんだ」という意見は、以下で紹介しています。
恋愛を諦めるな!オタク男女がモテる方法を一般人様に聞いてみた
オタクの恋愛が難しい、婚活が上手く行かない、結婚生活が「もう無理!」と感じる時byオタク
皆さんからいただいた意見をもとに、まとめていきますね。
恋人よりオタク趣味を最優先にしてしまう
私の趣味を認めてくれると言っていたけど、実際趣味を最優先にすると怒るしいじけてしまうので思うように楽しむことができなくなってしまった。
結婚するまでは有給はアイドルのコンサートに行くための遠征に使っていたが、旅行に行こうなど旦那が誘ってくるのでそちらで大切な有給を使うことになるのが苦痛で仕方がない。
普通に自分一人や、同士と遊ぶのが楽しいので相手を優先させづらい。自分のペースで色々してきているので、相手に合わせるのが後々ストレスになってきます。
推しを推してる時が1番幸せになってしまい、推しの幸せが私の幸せという思考拗らせをしてるので、よっぽど同じ感覚の人じゃないと恋愛や結婚はできないと思う。
『推しが好きすぎて恋愛ができない』文字通り推しが好きすぎて目の前の人に恋ができない時がありました。「この人好きかも?」と思っても、推し事(イベントに参加したり、オタク友達と話したり、推しを眺めたりする)をしていると「推しは裏切らない。好きかもと思ったあの人はただの思わせぶりだ。」なんて思ってしまい、恋愛に発展する事なく終わった事がありました。恋をして気持ちに波ができるより、推し事をしてずっとハッピーな気持ちでいる方が最高!と思い始めたら恋愛は難しいです。
『好きな人とデートよりイベントを優先した時』好きな人からデートのお誘いが。しかしその日は前々から楽しみにしていたイベントの日。迷う事なくイベントを優先してしまいました。
その後、好きな人からデートに誘われることはなく、自分も推しを追っていたためその人とは何事もなく終了。気付いたら好きな人は他の子と付き合っていました。恋愛と推し事の両立って難しいなとひしひしと感じた時でした。
リアルタイムで見ているアニメがあるとデート日に被らないようにしたくなる。
推しのライブやイベントがあっても相手との予定があると相手に気を使ってしまい行けない=自由にオタク活動ができない。
お金の使い方を、非オタに理解してもらえない
共働きで生活費以外は自由に使って良い約束だったはずなのに、新しいグッズを買ったり遠征費に使うとぐちぐち言われるようになってしまって思うようにお金を使うことができない。
自分が推しに対してお金を使ってしまうので、金銭感覚が非オタクの方々とは違うから。→推しアイドルのCD・DVD・雑誌などなるべく買った時、付き合っていた男性に「雑誌をこんなに買うのか」と驚かれてしまったことがあります。
オタクの趣味で忙しかったり、お金がかかるからデート代にかけられる時期とかけられない時期がある。たとえば新作の何かや、公演、遠征などがあった場合はそっちにお金を使いたいので、遊んだりする頻度を減らしたい。
オタク趣味以外、あんまり興味があるものが無い
相手の好きな海外ドラマや音楽など、趣味に寄せてみようと思っていてもさっぱり内容が入ってこないし、大して面白さを感じられません。
普段の会話がヲタ話が多いから、他の話題が無く、コミュニケーションがとりづらい。
オタ活でQOLが保たれるので無理に恋愛市場に出る必要がない。オタクをしてると自分の好きなこと、得意なことだけで完結できるので、恋愛という新たなステージに挑戦しようという気がなくなる。
同僚や友人など、僕の周りにいる女性はゲームやアニメに興味のない人しかいません。ゲームに関してはドラクエやファイナルファンタジーなどのゲームをしたことない人でも名前くらいは聞いたことある作品を知らない女性もいるほどです。アニメに関してはサザエさんと、ちびまる子ちゃんしか見ない女性ばかりです。
ワンピースやブリーチ、ハンターハンターの話題がしたくても出来ないのです。同僚や友人の女性たちに趣味を聞いたことがあるのですが、ほとんどが映画やドラマ、音楽と答えていました。ドラマは「逃げ恥」音楽はofficial髭男dismらしいです。この時点で僕と周りの女性たちの趣味の価値観が合わないのです。趣味の価値観が違いすぎると恋愛でも結婚生活も苦痛でしかありません。
オタク趣味を隠すことがストレスになる
普通に今期のアニメチェックをしたくても、相手の前で見づらいです。
異性と合う趣味としてはやや特殊になるので、異性との共通点を見出だすことが難しい。そして、基本的には恥ずかしい趣味であることを自覚しているため、自分からさらけ出していくということはできない。結果自分からの情報発信が少なくなり、何考えているのかわからない人という印象をもたれてしまいがち。
相手とどこか出かけたときに推し関連の場所や物を発見しても相手に言えないので一人で心の仲で喜ぶことがつらい。
マッチングアプリなどで、マッチングした場合でも趣味をきかれて深堀されると困る。理解されるのか不安なので、思うように自分を出すことができない。
オタク趣味を理解してもらえない
付き合ってないけど、お互い両思い的な期間にオタクがバレて、ある日推しのグループのライブイベントに行こうとしたら「俺と推しどっちが大事なの?」と言われて、「推しは推し、あなたはあなたで天秤にかける対象じゃない。推しは理想、あなたは現実」と伝えたら全く理解されなかった。挙句の果てに浮気者扱いされ、彼とはさよならしました。
今30代の私が中学高校時代の話です。当時小学生の幼女が犠牲になると言う痛ましい事件が続いた時期がありました。マスコミはオタク=ロリコンと言った報道を盛んにおこなった為、世間からもそんなレッテルを張られていました。私は特撮オタクと周囲に知られていたので、内向的な性格もあった為「キモイ」と言った言葉を投げかけられました。
また私自身そんな趣味は全くないのに「あいつは幼女趣味のロリコンだ」と陰で根も葉も無い噂を流されていました。結果同級生の女子生徒が怖くなり、恋愛に関しても消極的になってしまいました。高校を卒業して地元を離れ、少しずつですがその時のトラウマと向き合う様になれたかと思います。今ではオタク趣味に理解のある妻と出会った事で結婚でき、娘を一人授かる事が出来ました。
恋愛や結婚が難しいとされる理由は、やはり偏見の目に曝され酷いものになるとイジメや人格否定へと繋がっていき「自分なんて…」と消極的になってしまうからだと思います。
少数派だと自覚しているので、恋愛を始めるときは隠していることも多いが、無理が来る。そしてカミングアウトして理解してもらえるケースが少ない。
推しへの好きと、彼女への好きは全く違うものだが、それを彼女にはあまり理解してもらえないから。→彼女に理解してもらおうと思って説明したことがあるが、自分の熱意に引かれただけで終わってしまったことがあります。
自分が何かのオタクであると周囲の異性に知られると、異性に対する理想が高いと思われてしまうから。→私自身、ジャニーズのオタクをもう10年以上やっていますが、「ジャニーズ好き=イケメン好き、面食い」と思われてしまいます。そのため、あまり異性から恋愛対象として見られることがなかったです。
子供をオタクにしてしまう
ついついプリキュアを毎年見たり、子供にはまだ早い深夜アニメを見たりして、子供のほうがいっぱい見ています。アニメに詳しくさせてとても申し訳ない気分になります。
異性の理想が高い
二次元でいろんなタイプのイケメンを見てきているので、理想が高くなりすぎて、現実だとときめかなくなってしまった。現在世間で言うイケメンが全くイケメンだと思えなくなってしまっている。
二次元に出てくる人は現実の異性にはない魅力が多い場合が多く、そこを基準にして現実の異性を見て性格や価値観を判断してしまうので、理想が高く、恋愛や結婚が難しいと思います。実際に男性とお付き合いしたことはあるのですが、元々社交的な面や現実思考が少なく、二次元のアニメの世界にハマったので、恋愛や結婚において現実的な味方をするのは難しく感じました。理想が高いのは理解はできるのですが、アニメの世界に大好きなキャラクターや存在を見つけているので、それ以外に考えることは難しく、また相手の理解も受けにくいです。
推しが素晴らしすぎて、現実にいる男性をそもそもあまり好きになれないから。→推しに対して、疑似恋愛してるようなものなので、推しの写真や動画を見て、ブログを読んで、日々の推しの変化を楽しめています。だから、彼氏がいなくても推しがいることで日常が満たされています。
異性からアプローチされても、自分の好きなキャラクターの条件で絞ってしまう。
自分に対する理想が高い
作品といういわば用意された世界へ自身を投影することばかりを繰り返していると現実とのギャップに苦しめられてしまう。異性と上手く話せていない現実に打ちのめされると次頑張ろう!という意欲がわいてこなくなってしまう。
恋愛ゲーム脳
乙女ゲームのやりすぎで、異性を攻略対象として見てしまう時がある。好きじゃないのに愛想振りまいて、落ちたなと思ったら一瞬にして興味をなくしてしまう。
女子力・男子力が低い
家で引きこもりオタ生活を送りたくて女子力低下しがち。家にずっといるとムダ毛の処理やらスキンケアを怠ってしまうので、急なお誘いに対応できないときが多いです…
オタクグッズの扱いに困る
元々グッズもそこまで集めておらず、男性とお付き合いする時には、ある程度は隠すためヤキモチや相手に引かれる経験はないのですが、もしグッズをたくさん持っていたらお付き合いがうまく行かないのではないかと感じます。実際にオタクの友人たちの話を聞いてみても、相手からの理解がなかなか受けられず、別れてしまうケースは多いように感じました。
家にある漫画やポスターやフィギュアを全部同棲するとき持っていきたいが彼女に全部はダメだと言われる。
一緒に住んだ場合、一人の時間がなくなるので家でのオタク活動ができなくなり、オタクのグッツを置くスペースを作っていいのか悩む。
恋活・婚活するお金がない
創作物を読みすぎて、当事者意識が持てない
作品を鑑賞する習慣があるせいで、自分が当事者になる感覚がわからない
経験がほぼないのでまともに恋愛できる自信がない。作品内では魅力的なキャラが一方的に主人公を好きになってくれる展開が多く、必然的に理想が高くなる。でも経験はないので自信がない。
いいなと思っても、現実の男性と向き合った経験がなくて、どうしたらよいのかわからない。
コミュ力が無い・コミュニケーションが面倒
作品だと一方的に愛でられるが、対人になると双方向なのでコミュニケーションが必要になり詰む。私は昔コミュ障で女性と全く会話ができなかった。好きになる以前に相手がどういう人かもわからないので、恋愛に発展しようがなかった。
好きになった時点でいろいろ考えすぎて病む。恋人関係になってもそれはそれで何をどうしたらいいかわからなくて病む。対人関係では相手の考えていることを完全に理解することは難しい。その前提すらわからないのでもう何もわからなくなって病む。
社会的な常識やコミュニケーション能力を身につけるまでにめちゃくちゃ時間がかかる。人生の伴侶として選ぶ時に不可欠とされるのは常識とコミュ力。居心地のいいオタク同士でつるんでいたコミュ障には厳しい。
オタク仲間と話している時は会話が弾むのにオタクじゃない相手と会話すると会話が続かない。オタク仲間と話している時の楽しさと比較してしまう。
恋愛をしている友人の話を聞くと、相手の気持ちを汲み取ったり、行動で一喜一憂したりしていて大変そう。同性であればわかることも多いが、異性の場合は想像できない事が多く、それで悩んでいるところを見るとなんとも言えない気持ちになる。
趣味の合う異性と出会える場所がどこかわからない
僕と同じオタクの女性との恋愛や結婚なら楽しいと思うし希望は持てますが、そういう女性との出会いはSNSくらいしかないような気がします。SNSでもリア充たちが多いFacebookやInstagramではなく、オタクたちも気軽に利用できるTwitterでオタクの女性と知り合い、恋愛や結婚に発展するのが現実的かなと思います。
だが結婚となると当然両親に出会いについて聞かれる訳です。だが僕の両親はネットでの出会いには反対なので、この方法もなかなか難しいです。僕自身が両親を説得する自信がないのです。
恋活・婚活が怖い
不特定多数の人との触れあいに慣れていないため、異性との出会いに消極的になっている。
恋活や婚活の場で女性らしく振舞っている自分に違和感があり、ぶりっ子のような感じがする。
ネガティブ・自分に自信がない
引っ込み思案なので自分の評価を下げがち。基本的にネガティブ思考、自分が異性から好かれるという発想に至らないため恋人どころか友達になることも稀。
誰とも付き合ったことが無いので、自分の相対的な評価がわからない。美人や可愛い人からアプローチされても(そんなわけがない)と引いてしまう。
オシャレ、ファッションがわからない
単純にファッションセンスがない。あまり人と接触する機会もないので、自分の服装や体型に無頓着になり、異性への魅力に乏しくなってしまう。
恋人に罪悪感を持ってしまう
ライブやイベントに行った時、少なくともそのオタクをしているアイドルにときめいたりすると彼氏に対する罪悪感が出てします。
携帯の待受や背景画像を昔はアイドルにしていたが、彼氏にするかアイドルにするか悩んでしまう。悩む前に彼氏にする方がいいことは分かっているのに悩んでしまう自分が嫌になってしまう。
おわりに:非オタと付き合える人、オタクとしか付き合えない人の違い
以上が、オタクの恋愛が難しい、婚活が失敗してしまう理由でした!
中には(そもそも恋愛とか結婚する必要ないんじゃないか?)と思うようなコメントもありましたが、それでもやっぱり友達とかに恋人ができたりすると、何となく羨ましくなるものですよね。
私の周りのオタクで非オタと付き合っても上手く行っている人は、オタクモードをオフ出来て、男らしく(もしくは女らしく)振舞える人のような気がします。
逆にオタク友達と話したり活動するのが好きで、非オタモードに切り替えるのが難しい人は、異性のオタクの友達から恋愛・結婚に発展しているパターンが多いですね。
恋愛や結婚は別に無理して続けないといけないものでもないですし、おそらく、これまでの人生よりも、これからの人生の方が長いですよね。
もしオタク趣味が生きがいなら、ず~っと我慢するのは絶対に辛いと思います。
ましてや友達が理解あるパートナーと結婚して好きなようにオタ活を続けていたら…必死になって相手の悪いところを探すような人になってしまう事もあるかもしれません。
それなら今の自分のまま付き合える人、今の生活から”恋人ができた”結婚できた”という要素だけがプラスされるような楽な生活を送れる、オタクの異性のパートナーを見つけるのが良いと思います。
最近はオタクとしか出会ない恋活・婚活が山の数だけあるので、ぜひ一度色々試してみてください。
向いてるオタク婚活診断&初めての人におすすめ・人気の婚活方法