こんにちは、ヲタ麻呂です。
先日、オタク婚活は20代でも30代でも40代でも需要があるし、年収も300万円あればとりあえず大丈夫という話を以下の記事でご紹介しました。
ただオタクの男女が結婚できない(もしくは結婚に躊躇する)理由は他にもあると思います。
私自身や周りのオタクを見ている限り…恐らくオタク趣味が楽しすぎたり、今は同性の友人も独身が多くて、何となくこのままでも大丈夫な気がする…からではないでしょうか。
ただ私は今はまだ20代後半ですが、ふとこのままオタクの情熱を続けられるのか、もし中年になってオタク趣味が無くなって、周りも結婚しているのに自分一人が独身だと、ほんと空虚で何もない寂しい辛い一生を終えることになるんじゃないかと思ってしまうんですよ。
特に女性の場合は30代前半で結婚できる確率は約30%、30代後半になると10%になるらしいですから、それこそ独身でオタク趣味を貫いて老後に後悔するんじゃないか、急に友達が結婚して幸せアピールをされて辛い思いをするんじゃないかと悩んでいる人も多いと思うんですよね。
また女性の方が妊娠リミットが来るのが早いですし、実際はどうであれ男性は女性が35歳を過ぎると子供を作れないと思っている方は多いので、ますます焦るのではないでしょうか。
私は中高男子校で、周りは皆それなりにオタクでしたが、年々”オタ卒”をしていく様を目の当たりにしています。
女性だと「将来お互い独身ならオタク同士でルームシェアしよう」みたいな話をする人もいますけど、急に愛されたいモードにはいって脱オタ&結婚し、幸せアピールをされて中年独身女性で一人ぼっちなんて、冗談でも想像したくありません。
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同じように独身オタクで色々と葛藤している人は沢山いるらしい
30歳でオタクで彼氏もいなくて独身で婚活もしてなくて寂しい?いいえ、本当に寂しいのはそれを寂しいでしょうと思う心の貧しい人です。(強がり)今日も今日とて三十路女はオタ活しながらハイボールで乾杯さ(ひとり)#三十路女#独身
— ちゅな (@EwMyuMhIAKPmsX2) December 19, 2020
この景色から眼前で見ながら料理楽しめるのいいんだけど、前の家族が楽しそうにしてて、心は寂しいオタク独身男性です。 pic.twitter.com/pk9NHI5w2l
— ポイポイ兄さん (@poipoibrother) August 16, 2020
そして…!
地元唯一のオタク友達が、結婚をきっかけにオタク卒業してしまいました…。
おめでとう㊗️🎉
だが、寂しい…!!
これで私には…腐ったことを気軽に話せる友達がいなくなってしまった…。そして…独身…ワタシ…ダケ…。ガクブル— シン (@shinn1kun) July 23, 2020
こうやってオタクの集まりが悪くなってだんだん結婚とかにかじを切り始めて、気づいたら40代独身無職友達なしみたいな感じになってると思ったら寂しいな
— 亻ンポ (@ImpomanR) July 11, 2020
一人で暮らす方が楽なんだろうと思う。
ところがオタクを通して「独身でよい」と言っていた友だちがいよいよ「寂しいわ」と言い残して連絡取れなくなった。
そりゃそうだ
単調な生活。アパートと職場の往復。今は大切だけど、未来はもっと大切で。未来を見据えて今を過ごしたいと思う。#婚外恋愛
— けい (@UtQg9B11qdGFYmC) January 4, 2020
アラフォー独身オタクなんて少ないから寂しいなぁ
東京にいるのに、趣味を全く楽しめない— まめ (@supi520) July 31, 2019
今はリアル恋愛よりゲームや同人が楽しくて独身生活満喫してるけど、いつかそういうのに興味がなくなったら寂しい独身女だけが残るのかな。こういうストーカーおばさんになるんだろうか。死ぬまでオタクでいたいな。
— とびら (@tobira_ynkr) July 28, 2015
周りのオタ仲間が育児に夢中で、独身の私はいつも寂しい。会社から帰って、ひとり録画したアニメを見る寂しさ。彼氏出来たら、オタクやめれるかな。
— アニメオタクが気持ち悪いbot (@otakukmoi) August 7, 2013
うんうん、わかるよぉ。
でも別にオタクだからって結婚できないわけでは無いですし、(こういっては何ですが)将来の予防線としてとりあえず結婚しておくという考えもアリだと思うんですよ。
以前オタク同士で結婚された方に話を聞きましたが、オタク同士で結婚すれば結婚後もオタク趣味を続けられますからね。
独身オタクで将来が不安で、老後に後悔しないために婚活して結婚した人に話を聞いてみた<オタクの結婚メリット>
今回、独身のオタクで将来に不安を感じたことがきっかけで婚活をして結婚された方に
- どのような不安を抱いていたか
- 結婚してよかったこと
を聞いてみました。
ちなみにアンケートに答えてくださった方の年齢は、婚活を始めた当時の年齢です。
26歳男性:一日中だれとも話さない事に不安を覚えて…
ふたつめに、家族や友達、会社の人にどう思われるか不安に思っていました。一人暮らしをしていたのですが、結婚もしなきゃなという年齢だったので、早く結婚して、親を安心させなきゃという気持ちがありました。また友達が結婚したという報告も多く聞くようになり、いいなぁと思うことが多くなりました。
結婚して、笑う回数が増えました
ひとつめに、笑う回数が増えたことです。奥さんがおもしろいユーモアのある方なので、おしゃべりして笑うことが多くなりました。これまではしゃべることすら少なかったので、大きな変化だと感じています。
ふたつめに、悩みや最近起きたことなど真面目に相談できる人ができたということです。私は基本的に一人が好きだったので、友達も多くなく、こんなことで悩んでいるとか、こんな出来事があったよとかいった話はあまりしていませんでした。しかし結婚して奥さんができると、毎日夜ご飯を食べながら、いろんなことを気兼ねなく話すことができるので、とても気持ちが安定してきたと感じています。
26歳女性:今後、一生仕事を続けるのは辛く…
独身のまま老後を迎えることを考えると、急に病気や介護が必要になったとき心細いのではないか、最悪自室で孤独死してしまうのでは?といった恐怖や、子どもを産まなかったことを一生後悔しそうだとも思いました。
親戚に、50歳になっても独身の叔母がいるのでその想いはよりリアルなものとなりました。叔母は、祖父の遺産で生計を立てることができていますが、私の実家は裕福ではないので、遺産をあてにすることは不可能です。
主人と一緒にいると、すごく安心します。
2つ目は、主人と一緒にいるとすごく安心することです。昔は一人暮らしをしていたので、台風や地震の時、ホラー番組を見てしまったときなど不安で眠れないときがありましたが、今は常に主人がそばにいてくれるので、常に安心した状態で夜も眠れるようになりました。主人が、何不自由ない生活をさせてくれるので、今後の生活に全く不安がなく、ストレスフリーで幸せに過ごすことができて本当に嬉しいです。
27歳男性:老後、一人で生きていくと思うと寂しくなり…
若いうちは、お金を稼いで寂しかったり、暇な時には外に出てお金を使えば楽しいことはありますけど、年齢を重ねたときに周りの友達などは家族を持ち、何処かで合ったときに向こうは子供がいて楽しそうにやってるのを見ると世間体等も気になります。
もし家の中で病気になっても一人では誰も助けてはくれません。一人布団のなかに潜って自然に治れば良いですけど、もし酷い病気になると本当に困ります。食べ物もそうですし、身の回りのこともしてもらえません。なので、一人よりも二人でさらに家族を作ることが人生を豊かにすると、思います。
家に帰れば明るい電気がついている幸せ
うちの嫁に関しては付き合いはじめは大人しかったんですけど結婚してからは逆にうるさくなりお金に関しては、細かくなってきました。将来を見据えて貯金などしたいからだと思います。お金の管理もして貰えるし、結婚も悪くないと思います。
家に帰れば、明るい電気がついていて、食事の匂いがしているのも嬉しいことの1つとなります。独身だとこの寒い時期ですと玄関のドアを開けると真っ暗で寒いんですよね。そう考えると断然環境はいいと思います。
食事もコンビニ弁当から手作りになるわけでありがたいですよね。布団も干してもらえたりします。誰か一人でも一緒に暮らすとめんどいこともありますが、良いこともたくさんありますよ。
28歳男性:アイドルオタクでしたが、一生は続けられないなと思い…
特に独身でいることの周囲の目や噂はさほど気になる事はありませんがしたが、一番不安だったのは老後の孤独ですね。推しているアイドルが自分と結婚してくれるはずもなく、当然いつかは自分も(ファンで居るにしても)ここまでの熱量で活動出来るわけでなくなるはずではないという実機を持った頃から、このままでいけば寂しい老後を迎えるという現実を見始めるようになりました。
幸いにして正社員で勤めているので、最小限なりとも年金は貰えるはずなので生活費の不安はありませんが、独りきりで生活する孤独については不安でしたね。
アイドルよりも、一緒にいてくれる女性のすばらしさに気づきました
やはり、ある種虚像なアイドルを異性の恋愛対象として夢見続けるより、一緒に居てくれる女性と結婚することでより(肉体関係も含めて)充実した生活を送ることが出来るようになりました。
自分のオタクな趣味を理解してくれる異性を結婚相手に選ぶ事で、オタク活動も続けながら、大変ながらもそばに居てくれる異性と現実の生活を楽しめるようになります。
25歳女性:老後はこのまま孤独死するのではないかと不安になり…
このまま結婚もせず相手もいないまま一人で孤独死するのは嫌だと思ったのと、女性として子供も作らず年老いていく自分も後悔するだろうと思いました。夏場で孤独死が頻繁にニュースなってるのを見ていたのでそれが自分と重なりすごく将来が不安になりました。
正社員でもなかったので仕事はこのまま派遣でやっていけるのかと思っていました。年とともに派遣で仕事が減っていく不安もありました。
姉弟達と比べられていく将来も目に見えて分かっていましたし。このまま1人では駄目だと思い行動に移しました。
二人の子供に恵まれ、頑張っていた頃の自分をほめたい
今では子供2人に恵まれ、頑張って出会いを求め走っていった自分を褒めたいと思いました。旦那様とは価値観は食の好みも同じで、同級生にメンバーを集めてもらったので旦那様とも同い年で話がとても会いました。
私たちは学校全て違いますが共通の友人が多く、普段からとても話が合い会話に後がつきません。結婚して7年経ちますがこれといって大きい喧嘩など無く私的にはすごく助かっています。喧嘩ほど疲れるものはないので。お互いアニオタを隠していた所もあったけれど、最後には上手くいって良かったと思いました。
37歳男性:病気をした際に看病してくれる人がいない不安で…
働き盛りの若い年齢ですと、大抵は一人でも何とか乗り切れたりしますが、それは若い分体力があるからだと思います。しかし60代を迎えて70代80代となるにつれて知人や友人の中には亡くなる人も増えてきて、気づけば周囲には知り合いがいなくなってしまった等という話も実際に耳にします。最悪の場合は体調を崩して自宅で倒れ誰にも発見されず孤独死という結末を迎えてしまうケースも現実に多々あります。
こうした事から独身のまま老後を迎える事には正直恐怖を覚えました。独身のまま老後を迎えてしまったら、私は間違いなく若い頃に結婚してパートナーを見つけておけば良かったと後悔するだろうなと本気で考えました。
手厚く看病してもらえました
もちろんその他にも良かったと思う点はあります。例えば悩み事を包み隠さず相談出来て一緒に解決してくれたり、どちらかが元気が無い時には励まして元気づけてくれたり、些細な会話で笑い合えたり、誕生日を祝ったり祝ってもらったりと様々な事があります。
結婚=家族なので互いに互いの事を思いやっている事が常に実感出来ているので、本当に結婚して良かったと思います。
24歳男性:社会人になり急に周りの友人に彼女ができ始め…
お世辞にも料理ができるというわけでもないので、栄養面に偏ることで疾患を患う可能性も感じましたし、片付けが苦手なので家がごみ屋敷になってしまい衛生面的にも汚い大人になってしまうのではないかと感じました。また、話し相手がいないという孤独も感じるのではないかと懸念していました。
ここまで趣味の合う女性と出会えるとは思いませんでした
家事についてもお互いの役割を割り振って分担してできていますし、お互いに働き子供は作る気がないので、ありとあらゆる生活費が半減してくれるというのも助かっています。
その分で、将来への貯金や趣味に使うお金を多く確保できるのでお互いに充実した生活を送ることができていると思います。
妻は食事にも気を使ってくれて、夕飯は特に栄養バランスや彩りにまで気を使ってくれて毎日帰宅するのが楽しくなるような家庭です。
26歳女性:友人の一人が結婚&出産したのをきっかけに…
また、私自身が一人っ子ということもあり、今後年齢を重ねていくにつれて、私の両親を安心させたいという思いもありました。ただ、あくまでもその程度の不安があっただけだったため、さほど焦りは他の方と比べて少ない方だったのかもしれません。
当時の職業は契約満期があった為、満了後に再び就活を行い、新しい職場で右往左往しながら恋人探しは大変だろうな、という想像はしておりました。
両親や祖母がとても安心してくれました
また夫の実家が遠方で私の実家が近い為、イベントごとに私の実家と顔を合わせることになるのですが、都度仲良くしてくれていることにも感謝しております。私の家族をないがしろにせず、ある程度距離を保ちつつも仲良く楽しく過ごしてくれている夫を見ていると安心しました。
一人娘だった両親にとっては初めての息子ということになるようですが、両親も試行錯誤しながら仲良くしてくれております。
39歳男性:独身一人暮らしでは健康面が不安で…
また1人で居続ける事に対しての漠然とした孤独感は常にありました。このまま1人で生活をする事への不安や焦りがありました。
街中で私と同年代の夫婦が子供を連れている姿を見ると羨ましく感じる事もあり、また両親に孫を見せてあげたいという気持ちもありました。年齢的にも子供を作るには限界に近い年でもあったためなおの事、そのような気持ちが強かったと思います。
子供のために頑張ろうと思えるようになりました
また、漠然と感じていた孤独感がなくなりました。自宅に帰ると常に灯りがついておりおり、温かい食時が準備されており笑いあう事ができる家族がいるという事は良いものだと感じます。父からは良く早く結婚しろ。家族を持てと言われ続けており、独身の時はそれを煩わしいと思う事も多々ありましたが、私の事を考えての苦言であったのだと思います。
今は自分1人の事だけでなく家族の事も考えた人生設計を考慮する必要があります。それも家族持ちならではの、悩みというか楽しい事であると思います。
29歳女性:結婚適齢期を過ぎて、後悔するのが怖くて…
働きすぎて自分の健康を守れるだろうかと不安でした。私は家庭に入ったほうが良いだろうという思いが強くなりました。年を重ねることで段々現実が見えるようになってきたんです。自分の趣味も大事だけどいずれは子供にも囲まれて笑顔で穏やかに暮らしていきたいと考えました。
おわりに
自分で気になって色々調べてみましたが、やっぱり私は結婚したいですね。
うちは両親がお見合い結婚でラブラブな感じでは一切ないのですが、仮に父親が独身だったとすると、ものすごく心配ですもん。
実際、独身時代は外食ばかりだったようで、もし結婚していなかったら本当に今頃死んでいた気がする。
あとそれなりに給料は貰っているみたいだけど、ハッキリって50代60代でいくらお金を持っていて使えたとしても、全て独りよがりで物凄く寂しい感じがするんですよね(あくまで自分がその立場にいた場合です)。
オタク趣味はよっぽどお金を使わない限りは結婚後も続けられるし、オタクの男女は結構DINKS派や子供は作らなくていい派(猫だけ飼うみたいな)もいるので、そういったパートナーとオタク趣味を理解しあって人生を楽しむような生き方も全然できると思う。
いずれにせよ生物として理解してもらえるパートナーを持つことは、老後や末路を心配している時点で、その人に取って幸せなことなんじゃないでしょうか。
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