今日ご紹介するのは、幸宮チノ先生の「オタ婚。」という漫画ですね。
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【オタ婚。】の感想、レビュー、概要、あらすじなど
この漫画はタイトルを見るとオタクの婚活漫画っぽいのですが、実際はただのオタクの結婚後の日常漫画と言う感じです。
他のオタク婚活レポ漫画と違い、0から婚活をスタートさせたり、漫画の中で時系列で成婚までのエピソードが紹介されているわけではなく、
- 「出会いはネトゲでした」という1コマのみ
- プロポーズの様子なども特になし
- 結婚した時点や、現時点での女性作者の年齢が不明(男性は23歳くらいで結婚したみたい)
- ただオタク風の日常が紹介されている
という内容です。
そのため、街コンに行ったりマッチングアプリを使ったり結婚相談所に登録するなど、0から始めるオタ婚活のノウハウなどが参考になる漫画ではないですね。
一方、オタ婚。の他のオタクの結婚漫画と違う点と言えば
- 著者がバツイチ(ただしその辺りのエピソードは漫画の中で特に触れられず)
- ヲタグッズの置き場でモメる話がある
この辺りは新しい話かなと。
オタクの婚活エッセイとして何か参考にしようとして読むのではなく、オタク婚活の絵日記というか、オタクの結婚マンガとして楽しく適当に読むのが丁度よさそうです。
個人的には腐女子が嫌いになる作品
「オタ婚。」の4割は腐女子エピソード的な話なのですが、夫や夫の友達に「受けだよね」と言ったりして、旦那も嫌がっているのに無理やり夫の友達とBLの想像をして(しかも公言して)いる話を聞くと、皆が皆そうではないでしょうが腐女子が嫌いになりますね(笑)
これって女性からすると、「今日、君で抜いたから」と言われているようなものだと思うんです。
それは置いておいても、作者は
- 片づけが全くできない
- ネットで散財する
- 結婚後に旦那の前でイケメンとビデオチャットする
などなど倫理的にどうなのかと言う話もあり(個人的にはアエルネで出会った股の緩い腐女子のレイヤーを思い出した)感情移入するとイラッとするところがありますね。
まぁそもそもオタ婚。は婚活レポ漫画ではないので、オタクの嫁漫画といった感じで楽しいお話程度に読むのが丁度いいと思います。